春田 康吏 公式ブログ

知多半島(愛知県大府市)から気管切開してる人が発信しています

タグ: レビュー

自主上映会を行うということは、かなりの部分で「思い入れ」が入ってしまうと思います。
そこは認めつつも、
出来るだけ、1つの作品。
1つの映画作品の感想として書いておきたいとは思います。

あと、単なる個人的な感想です。上映会代表とかそういうもんはないです。

期待が大きいと、その分、評価を下げてしまうだろうな。と映画を観る前は思っていました。

が、予想以上に良かったです。

アカデミー賞とか、そういうとてつもなくでかい賞は取れないと思います。(すみません)
ただ、もうちょっと評価されてもいいと思います。今は、過小評価過ぎます。
何かしらの小さい映画賞は、たくさん受賞してもいいと思います。

僕は、基本的に、
・邦画が好きで
・セリフが少なめなのが好きで
・きれいな風景や映像が好きで
・おだやかなBGMが好きで
・主要人物が死んで、泣かせようと試みてくる映画が嫌いなので

ぼくうみは、基本的に最初から僕の条件を満たしてはいました。

■障がいを持つ人を捉える世界観

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]」という本と映画があって好きなのですが、
周りの人の接し方、障がい者へのアプローチ?が、ぼくうみと似てるかな。と。
ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)は、身体障がいの女の子で自閉症とは関係ないですし、
性的描写が激しいところもあるので、誰が観てもOKというわけでもないのですが……。

ぼくうみについて言うと、
「まあとりあえず、障がいがあってもそれはそれでいいよね。周りの人に迷惑かけるかもしれないけど、よく分かんないところもあるかもしれないけど、まあいいよ。それで」

そういう言葉が自分の中に、ふと浮かんで、僕自身についても、
何となく、まあいいや。って気が楽になるような感じはしました。

救われるって言うと大げさですけど、まあいいや。って感じで。
実際の生活は大変なんですけど、障がいがあるということに対して、気が楽にはなります。

■秋野太作の重し

原作の園長先生は、若干うっとおしいと言うと恐縮ですが、
自閉症について語る部分が際立っていて、何だかなぁ。とは思っていました。
映画でもその部分は説明的になっているとは思いましたが、自閉症啓発の点で、まあ目をつむるとして、
全体的に秋野太作いてくれて良かった。と心底思いました。
いるのといないとじゃ全然違います。
名優と言わざるを得ません。

引き締まっています。

■弟・健二と女友達・香織について

障がい者を持つ家族とかにしか分からないのかなと思いますが、
障害がある兄弟・姉妹を持つ人を取り上げたというのは、かなり大きく評価すべき点かもしれません。
僕が別の人に聞いた話ですが、
タイプとして、障害者が家族にいても健二のように表面上は福祉に興味が無い人と、
香織のように興味がある人・職業に生かす人というふうにきっぱり分かれるそうです。

どちらがいいとも思いませんが、そういうのがよく描かれると思いました。

健二の回想シーンは泣けますね。ぐっときます。
障害者と健常者の子を持つ親は、よく分かるのかもしれません。

うちの弟は、健二タイプでしょうね。
「ぼくうみって、DVD、出んの?」と言ってました。

■お涙頂戴ものへの皮肉?

その健二と香織が一緒に観ていた映画なんですが、
あれは、ぼくうみ用ですよね。実際にあるんだったら笑えますが、
矢崎滋が出ていたような……気のせいですよね。
でもあれって、障がい者が出てくるとすぐにお涙頂戴にいくから、それに対する皮肉のような気もしました。
考えすぎか。

■映画の場面転換の早さ

ロードムービーということもあってか、いろんな風景・場面が出てくるので、
飽きないな。退屈しないな。と思いました。

■BGM

お楽しみ抽選会用のサントラを買って、あらかじめ聴いていて、
いいな。と思っていたので、
映画と合わさると余計にうるっときました。
ぼくはうみがみたくなりました オリジナル・サウンドトラック

■結論、おまけ

DVD出たら、たぶん買うと思います。
もう一度観たいと心の底から思っています。

しかし、大塚ちひろさんみたいな、あんな可愛い人が、
誘ってくれるなんて無いよな。って思います。
誘わないと物語が始まらないのでいいんですが、
ああいう神展開は現実ないよな。って思います。
ぼくはうみがみたくなりました [DVD]


ジョゼと虎と魚たち - 映画の感想
http://haruta.ldblog.jp/archives/50793899.html

3
おすすめ度 ★★★☆☆

これだけのメールを読んでいれば、
村上春樹が、どんな人なのかどんな生活をしているのか何となくつかめてくる。
とっても感じのいい人ってなるけど。
また、否定的なメールにも律儀に返信している。
「海辺のカフカ」や「村上春樹」に興味がある人ならおすすめ。
ぼくは、これ読むのに1年かかりました……大してファンではないんだけども。
少年カフカ『海辺のカフカ』の読者から著者のもとへ、ネット上で多数の質問、感想が寄せられた。13歳、15歳の少年少女から70歳の読者まで。日本の各地から、韓国、イタリア、カナダまで。トライアスリート、郵便局員からスチュワーデス、中日ファン、ヤクルトファンまで――。小説論から進路相談、そしてプロポーズの指南まで、さまざまな読者のさまざまな意見、疑問へ村上春樹が答えた怒涛のメール1200通!

3
おすすめ度 ★★★☆☆

村上春樹、唯一の現実的な話。
何でこのような物語を書いたのかは、知りませんが…。
冒頭部分、非常に描写が細かく読みにくかった。
ただ、その後はスルスルと読めた。
官能的な部分が多すぎる・死ぬ人が多いなどと聞いていたが、僕はそうは感じなかった。
ただ、共感できる人物があまりいなかったのが残念。
特に直子に関しては、よく分からない…。
レイコさんとも何で主人公は関係を持ってしまったのか…「?」
しかし、シーンごとに気に入っている部分はいくつかある。
特に、緑の父と主人公の場面がすごく気に入った。
病室で、キュウリに海苔を巻いて、しょうゆをつけて食べるんですよ。
「キウリ」っていう表現が気になったけど…
ノルウェイの森〈上〉いい尽くされた言葉より 心に残る この物語を……
この小説はこれまでに僕が1度も書かなかった種類の小説です。そしてどうしても1度書きたかった種類の小説です。これは恋愛小説です。ひどく古ぼけた呼び名だと思うけれど、それ以外にうまい言葉が思いつけないのです。激しくて、物静かで、哀しい、100パーセントの恋愛小説です。――村上春樹

ノルウェイの森〈下〉静かに、そして激しく 哀しみの余韻 再び……
彼らの求めたものの多くは既に失われてしまっていた。もうそこから進むこともできず、戻ることもできない、暗い森の奥に永遠に……。限りない喪失と再生を描く今いちばん激しい100パーセントの恋愛小説。

4
おすすめ度 ★★★★☆

村上春樹は、あまり読んだことなかった。せいぜい、エッセイくらい。
以前、ねじまき鳥クロニクルに挑戦したが挫折した。
それから何年たったのだろうか。
ベストセラーに入っていることが、きっかけで読んでみた。
少年とナカタさんの章が交互に書かれてある。
まず始めに、この小説は人物一人一人に対してとても味がある。
それがこの物語の魅力だとも思う。
ただ15歳の少年というわりには、かなり大人びているし、ひどい言い方をすれば分けが分からない事が次々と起こる。
それが村上春樹らしいけど、非現実的な話が好きじゃない人は読まない方が良いだろう。
海辺のカフカ (上) (新潮文庫)「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女―。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。“入り口の石”を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか?海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

4
おすすめ度 ★★★★☆

ネットなんかで調べて他の人の書評を読んでみると、あまり良い事は書いていないようだが、僕は良いと思う。
青臭くて甘酸っぱくて。
パソコン、ホームページ、レンタル日記などが全面に出てきたのは今の時代、当たり前と言えば当たり前だが新鮮味があって良かった。
ただ、パソコンをやらない人は何のことかさっぱりという語句も出てきたと思う。BBSとか。
ほとんど、ぼくと今井のやりとりで繰り広げられているため、
もう一つ何か書いてほしいとすれば、ぼく(植野)の家族について。
登場するシーンがあまりなかったように思う。
お互いの家に行っても、一人で住んでいるような静かな感じがあった。
あと、この小説は偶然が多すぎる。
二つや三つならともかく、ほとんど偶然によって話が進められている。
何かひどいことばっか書いてきたけど、、、星4つだし、いいですよ。
プリズムの夏海辺の町。高校生のぼく・植野と親友の話題は、寂れた映画館の美しく無愛想な受付嬢・松下菜那のことだった。憧れと現実、情熱と挫折、そして…。瑞々しい季節を描く、第15回小説すばる新人賞受賞作。

4
おすすめ度 ★★★★☆

読むと、やる気が出る本。
小説としては、スラスラ読めます。
実話なんですが、ちょっとした動作など本当かな。と思ってしまうほど、
細かく書かれている。

読んでる途中、「美樹さん、すげえ。」と何度思ったか。

しかしこれだけ成功すると、やはり闇の部分ってあると思う。
そこは書いてあるようで書いていないのかもしれない。

あと、何と言っても、妻との結婚過程がすごい。
普通、相手が結婚していたり恋人がいたりすると、
最初から、あきらめるのが定石だと思うが、不倫とかではない方法で、
結婚した。

これから人にアドバイスするときは、
「何もしないうちから諦めるな」と言うことにしようと思った。
ちょっと勘違いか!?自分はともかく。
青年社長〈上〉 (角川文庫)経済小説の第一人者が描く若き起業家の夢と挑戦。実名サクセスストーリー!
父の会社の倒産、母の病死を乗り越え、幼い頃からの夢だった「社長」になるため、渡邉美樹は不屈の闘志で資金を集め、弱冠24歳にして外食系ビジネスを起ち上げる。順調に軌道に乗ったかに見えたが……。
青年社長〈下〉 (角川文庫)ワタミフードサービスを率いる渡邉美樹は、山積する課題に直面していた。フランチャイズ店の不振、売り上げ減少で迫られる業態転換、事実上の子会社化を求める大企業との攻防、仲間との別れ。一方で低価格路線の新ブランド「居食屋和民」は順調に軌道に乗り、不屈の闘志で困難を乗り切った渡邉は、かつて「僕が語る夢には日付が入っています」と妻に約束した念願の株式店頭公開へ向け、着実に歩み続ける。家族、友情、取引先との信頼関係に支えられ、ベンチャーに乗り出した男の、爽快なサクセスストーリー。

3
おすすめ度 ★★★☆☆

辻 仁成という人は、「時間」や「人生」を書くのが上手いと思う。
すべてを読み終えて、そう思った。
読んでいる最中は、沓子との馴れ初めも含めて性的なシーンが多く、
嫌な印象だったがすべての人生みたいなものを書き上げて終えると、
ほぉ〜〜、はぁ〜〜と感心してしまった。
サヨナライツカ (幻冬舎文庫)
「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる。私はきっと愛したことを思い出す」。“好青年”とよばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。そこから始まる激しくくるおしい性愛の日々。二人は別れを選択するが二十五年後の再会で…。愛に生きるすべての人に捧げる渾身の長編小説。

2
おすすめ度 ★★☆☆☆

評価を2にしたけど、いつもつける評価2とは違う何かがこの小説にはあった。
はっきり言って、つまらない。くだらない。

しかし、何か心に残る。
言い方とか表現が、悔しくも心に刻み込まれた。

不満なのは、もうちょっと水尾さんについて書いてほしかったこと。
自分のことばかりで結局、水尾さんというのがどういう人なのかよく分からなかった。

「私、部屋に余計なものが増えるのは嫌です」は笑えたけど。

馬鹿すぎて心に残る小説です。
太陽の塔 (新潮文庫)私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。解説;本上まなみ

1
おすすめ度 ★☆☆☆☆

何か女子高生か何かの間で流行っているそうなので、無料版で読んでみた。
正直なところ、なんじゃ、こりゃ!!!って感じだった。悪い意味で。
ちょっとしたエロ小説って感じ…。携帯で読むためのものなのか物凄い早さで物語が進んでいく。
文章も何か普通の人が、ちょっと書いてみるかって感じとしか思えなかった…。変換ミスとかあるし…。
申し訳ないけど第8話くらいでやめました。
しかし、悪いとこばっか挙げていても仕方ないので、良い点を言うとすれば、、、う〜ん。
一部の女子高生が話す言葉、思ってること、やってることに非常に近いのかなぁ。だから共感を呼んで読む人が増えたとか。
とりあえず、完全版を買って読む気にはなれませんけど。。。
俺も若くない証拠か。?
Deep Love―アユの物語 完全版援助交際をする17歳の少女。笑顔を、涙を忘れていたアユ。しかし、ひとつの出会いをきっかけに、傷つきながらも少しずつ心を取り戻し、愛を見つけ出していく…。渋谷の街を席捲した、ケータイサイトで発表された連載小説。

2
おすすめ度 ★★☆☆☆

読む時期を間違えたのか、何かついていけなかった。
高校生の会話に。
中学生でも通るような会話とも思えるんだけど、
やはりこれは、高校生の会話なんだろうか。

そう思っていたら、自分は“高校のときの友達”というのがいないということに気がついた。
だから分からないんじゃないか。とも思った。
“失われた3年間”
そんな言葉も浮かんできて、ややブルーに。
逆に、他では得られない得たものって何だろうと考えてみたけど、
具体的に答えが見つからなかった。

小説の内容にしても、ただ歩くだけというのがどうも読んでいて疲れる。
それは、作者の思うツボなのかもしれないけど、
案外、僕自身が高校生のときに読んでいればどういう感想を持ったのだろうかと思う。

残念ながら、僕が高校生のとき、この本は生まれていない。

しかし歩くということだけで、これだけの長編、会話パターン、エピソードを織り交ぜることができる作者はすごいと思う。
夜のピクニック (新潮文庫)高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

夜のピクニック(スマイルBEST)全校生徒1000人で、24時間かけて80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。今年で最後の歩行祭を迎える貴子は、この特別な日に一度も話した事のないクラスメイト・融に話しかけるという賭けをしていた。そんな簡単なことができない、親友にも言えない秘密が2人にはあった。秘密の賭けを胸に秘め、彼女の最後の歩行祭が始まる…。第2回本屋大賞を受賞した恩田陸の小説を映画化!多部未華子、石田卓也ほか出演。

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